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お客様に寄り添うための、認知症の基本知識(13)「認知症治療薬の登場で注目される『軽度認知障害(MCI)』とは?」
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2026年06月30日
【介護】
近年、「認知症を治す薬ができた」と話題になっているアルツハイマー病治療薬""「レカネマブ」""。2023年に国内で承認され、2024年末から本格的な投与が始まりました。 レカネマブは、アルツハイマー病の原因物質の一つと考えられているアミロイドβを脳内から除去することで、認知機能の低下を遅らせ、病気の進行を抑制することが期待されている薬です。 ただし、この薬には大切な条件があります。それは、「できるだけ早い段階で使用すること」です。 投与対象となるのは、アルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)や、ごく初期の認知症の方です。一度失われた神経細胞を元に戻すことは難しいため、脳のダメージが進行する前に治療を始める必要があります。 つまり、これからの認知症対策では、「治療法があるかどうか」だけでなく、「いかに早く見つけるか」が重要になるのです。 認知症とは、認知機能の低下によって日常生活に支障が生じる状態を指します。 高齢化が進む日本では誰にとっても身近な問題です。厚生労働科学研究費補助金による将来推計では、75~79歳では約6人に1人、85~89歳では約2人に1人が認知症になるとされています。 そして認知症の前段階といわれているのが、「軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)」です。 MCIは、記憶力や注意力などに低下がみられるものの、まだ日常生活には大きな支障がない状態です。 しかし放置すると認知症へ進行する可能性があります。 MCIと診断された人は、1年後に約12%、5年後には約半数が認知症を発症すると報告されています。また、アルツハイマー型認知症になるリスクは、一般の高齢者と比較して約10倍高いともいわれています。 では、どのような変化に注意すればよいのでしょうか。 例えば、朝ごはんに何を食べたか思い出せないのは、加齢に伴う一般的なもの忘れでも起こります。しかし、朝ごはんを食べたこと自体を忘れてしまうのは認知症に特徴的な症状です。また、通常のもの忘れでは「忘れた」という自覚がありますが、認知症ではその自覚が乏しくなります。 一方、MCIの段階では「最近忘れっぽくなった」という自覚が残っていることが多いのです。 60歳を過ぎて、同年代と比べてもの忘れが増えた、人から指摘されることが多くなったと感じたら、早めにかかりつけ医や専門医に相談することをおすすめします。 希望が持てるのは、MCIは必ずしも認知症へ進行するわけではないということです。研究では、運動、栄養改善、十分な睡眠、認知トレーニング(脳トレ)などの適切な非薬物療法によって、MCIの16~44%の人が健常な状態に回復する可能性が示されています。 認知症治療薬の登場によって、認知症対策は「なってから考える時代」から「早く見つけて進行を防ぐ時代」へと変わりつつあります。 体をよく動かし、バランスの良い食事を心がけ、十分な睡眠をとる。そして脳を積極的に使う習慣を持つこと。毎日の脳トレや趣味活動、人との交流も脳への良い刺激になります。 認知症は早期発見・早期対策が何より重要です。 「少し忘れっぽくなったかな」と感じたその時こそが、脳の健康を見直す絶好のタイミングです。将来も自分らしく生活を続けるために、今日からできることを始めてみてはいかがでしょうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 保険会社・代理店アプリの活性化に「Web脳トレ」 多くの保険会社や代理店では顧客向けアプリを提供していますが、ダウンロード後の利用が伸びないという課題があると聞きます。 契約確認などは利用頻度が低く、平時にアプリを開く理由が少ないため。 そこで注目されているのが、毎日楽しめるコンテンツとしての「Web脳トレ」です。 株式会社NeU取締役の川島隆太博士(東北大学教授)監修の脳トレで、短時間で楽しみながら脳を刺激でき、日常的にアプリを開く習慣を生み出します。 宮城県公式アプリの「みやぎ脳トレ」や、KDDIの「au Short 大人の脳トレ」などでも導入され、脳の健康コンテンツとして多くのユーザーに利用されています。 アプリの利用活性化や顧客接点づくりに、Web脳トレを活用してみませんか。 https://neu-brains.co.jp/solution/brainfitness/oem/ ■Web脳トレについて、気軽にいつでもお問合せください。 株式会社NeU https://neu-brains.co.jp/contact/inquiry/ *インスウォッチ読者とお書きいただくとスムーズです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次回は、第14回「肥満、糖尿病、高血圧は、脳の老化を加速します!」をお届けします。 (株式会社NeU ブレインフィットネスユニットマネジャー・認知症予防専門士) |
