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読書トライアスロン(164)あなたの会社の会議はちゃんと進んでいますか?

2024年10月22日
【コラム】

◇独り舞台の会議?結論の出ない会議?

 ある団体の会議に出ていると、随分とイライラさせられます。2時間かけて、各チームの報告と反省。それがひとしきり終わると、じゃあ次回までに改善案考えましょう、と解散する。次の会議も同じことの繰り返しで、結局何も決まらない。こうなると、だんだんと参加者のモチベーションは低下していきます。 一方、「会議」という名の演説もなかなか良い結果を生まないようです。社員を集めて、社長がただひたすら喋りまくる。ちょっとした合間に「どう思う?」と聞かれたところで、社長の勢いに気おされて、意見を言う人はいない。 文章にすると滑稽に見えるかもしれませんが、当たり前のようにそんな会議を繰り返している会社、意外と多いのではないでしょうか。

◇短時間で効率よく

 イマドキのビジネスはまさに分単位、秒単位と言えるかもしれません。しかし現実は、保険業界では「AI導入」なんて言うプレスリリースを眼にする割には、AIのお守りに時間をとられたり、AIの恩恵以上に人員が削減されたりで、一人当たりこなすべき仕事量は増えているのではないでしょうか。AIが仕事を奪う、なんていう記事が話題になりましたが、一向に人間は忙しさから解放されません。

 そんな環境にあって、一定程度の会議はむしろ「義務」とされています。中身があろうとなかろうと、コンプライアンス上のアリバイ作りが必要なご時世。ブルシットジョブ(クソどうでもいい仕事=ムダで無意味な仕事を人類学者のデヴィッド・グレーバー氏が命名)に溺れている状態にストレスを感じている人は多い。

 辞めることができない会議なら、それがしっかりと仕事に役立つものに変えていく必要があります。そこで重要なのが、ファシリテーション力なのではないでしょうか。

◇「場」を作る

 「学習する組織」を作るもっとも重要なことは、「場」を作るという事だといわれています。「朱に交われば赤くなる」と言いますが、環境に応じて人は変化します。その環境を整えれば、人は自ら成長しようと歩み始めます。そして、その「場」を作る能力は、ファシリテーション力。

 今回ご紹介の本は、そんなファシリテーション力を高めるシンプルな方法論が提示されています。

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