前々回、この連載の第167回に『「慣行(コンダクト)」を廃した後のアンダーライティング(その1)』と題して記した後、前回は「金融審WG報告書」の公表を取り上げました。今回は、前々回(その1)の続編になりますので、最初に(その1)のポイントを振り返ることから始めたいと思います。