先週、ツアーに参加しかみさんと東北２泊３日の旅に出かけた。八戸、久慈間（クルマなら１時間のコース）を２時間掛けゆっくり走り三陸海岸を眺望しながら、イタリアンを楽しむというのが目玉企画！旅の工程は新幹線で盛岡から、送迎バスでつなぎ温泉紫苑、翌日は八戸に出て久慈まで列車を利用し、バスで宮古・浄土ヶ浜パークホテルへ、最終日は浄土ヶ浜からバスで陸中山田へ、ここから三陸鉄道で大辻まで行き、バスで、陸前高田にも立ち寄った後、一関から新幹線で帰るというコースだった。

　午前１１時発、走るレストラン列車「TOHOKU EMOTION」 ３両編成、キハ１１０系気動車３両を改造したもので、１号車コンパートメント個室、２号車ライブキッチンスペース、３号車オープンダイニングとなっている。団体貸切で、私どもは３号車の海側２人席が割り当てられた！

https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/tohoku.html

　室内は床がこぎん刺し（青森）デザインの絨毯張り、照明は琥珀（岩手）、什器の仕上げ材は雄勝硯（宮城）などインテリアにも凝っている。また食器には伝統工芸の器なども使われる徹底ぶり。

　東京青山一丁目のイタリア料理店トラットリアシチリアーナ・ドンチッチョの石川勉シェフ（希望郷いわて文化大使）の料理は前菜はじめどれも旨く、とくに、ニョッキパスタ（ニョケッティアルフォンソ）と白金豚のブラッチョリーネトマト煮はとりわけ絶品！飲み物は飲み放題で、陸奥八仙特別純米をグラスで２杯、岩手産赤ワインを２杯いただく。

　絶景地の種差海岸では電車は一時止まってくれる。沿線の方が旗を振り歓迎してくれる。ホント楽しくかつ美味しい走るレストラン列車体験だった。（体重８７．１、体脂肪率２８．６、内臓脂肪レベル１１　InBody家庭）