３月２８日、ＭＳ＆ＡＤインシュアランス グループ ホールディングスは、傘下の三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保の２０２７年４月合併に向けた準備に入る旨の発表をし業界に衝撃が走った。ユニークなグループ内中核損保２社体制をこれまで続ける一方で、統合化へ向けてのタイミングを探ってきたが、２年後には国内損保で市場シェアトップのポジションを有する合併新会社として新たな船出を迎える。２社の強み・持ち味をどう生かしてゆくのか、合併により蓄積した資本を海外事業、国内生保事業、デジタル・リスク関連サービス事業等の成長領域に投入することで、顧客にべストの商品・サービスを提供できる体制を構築することを目指すとしている。当然経営効率化やＤＸを推進しシステムの統合が図られることになるが、今後、人材や拠点の再編成がどのように展開されてゆくのか、その際に営業支援体制や代理店チャネル政策はどの様になってゆくのか、注目したい。　寒暖差が激しい中で、春の花の開花は遅れ気味だったが、３月末になり新松戸のソメイヨシノもようやく満開になった。全国各地でも開花の情報が聞かれ多くの方がそれを目当てにサクラの名所に繰り出している。そんな折ではあるが一方で、乾燥化の影響で大船渡、岡山、愛媛と山火事災害が続いたり、ミャンマーでの大地震被害が知らされたりもしている。トランプ関税問題がらみの経済への悪影響や地政学的な危機など難題山積みだが、桜の開花はそんな浮世のしがらみをしばし和ませてくれてもいる。（体重８５．２、体脂肪率３０．３、内臓脂肪レベル１２　InBody家庭）