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GuardTech~協業・共創の現場から(37)コミュニティ型共創フレームワーク「EMSA」で代理店向け内部監査サービスを開発
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2025年05月20日
保険会社や保険代理店に法令順守の体制整備を義務化することなどを盛り込んだ保険業法の改正案が5月15日、衆院を可決通過しました。 これに先立ち、5月12日には金融庁から損保会社による保険代理店に対する指導等の実効性の確保や代理店に対する過度な便宜供与の防止などを盛り込んだ監督指針改正案の第一弾が公表されました。 加えて、日本損害保険協会からは「代理店業務品質に関する評価指針」が公表され、それに沿った「自己点検チェックの取組み」のトライアルが始まります。 来たる6月21日にパシフィコ横浜国立大ホールで開催される第26回RINGの会オープンセミナーのテーマは「覚悟」。これからの保険代理店は自らが主体となってガバナンス態勢をしっかりと構築し、運営していくことが極めて重要になります。まさに保険業界の一大変革に真正面から向き合う覚悟が試されていると思います。 筆者が勤務する三井物産インシュアランス・ホールディングスは今回のオープンセミナーに展示ブースを初出展します。展示内容は「EMSA(エムサ:代理店経営基盤強化交流会)」。 業務品質向上や業務効率化、デジタル化など、保険代理店単独では解決が難しい課題を、保険会社や保険代理店、さまざまなサービス事業者と協業して解決するコミュニティ型の代理店共創フレームワークです。 「代理店同士で知恵を出し合って、代理店にとって良い取り組みにつなげたい」「良い取り組みを皆で共有し、ともに成長していきたい」という思いのもと、覚悟を持つそれぞれの代理店に最適なサービス、ソリューションの提案と提供を目的として同社が運営しています。 展示の一押しはEMSAが提案する「エージェントガバナンス」。代理店自らが経営管理の枠組みや運営方針を決定し、責任を持って実行していく仕組みです。代理店のガバナンス(手法)は代理店が決めるべきであり、決めるにあたっては最高の知見を踏まえて決めていきたい、上場会社に求められる「コーポレートガバナンス」と同様、保険代理店の経営管理は保険代理店が責任をもって行うべき、との思いがこもった造語です。 エージェントガバナンスの実現に向けては、世界共通基準でかつ長い歴史を持ち、ガバナンス技術の英知の結集ともいえる内部監査フレームワークの活用が効果的かつ効率的です。しかしながら、そのフレームワークは非常に広範囲でかつ解釈が難解な部分もあり、規模と特性に応じたシンプルかつ分かりやすいものが必要ではないかと考えました。 EMSAではそれぞれの代理店経営に必要なものを的確に実施できるようサポートする「保険代理店向け内部監査サービス」を提供していきます。これによりそれぞれの代理店がリスクや内部統制の状況をしっかりと把握し把握し、継続的な改善を進めることができることを目指します。 EMSAでは、内部監査サービス以外にも、計画中のものを含めて多彩なサービスの提供を予定しています。ご興味のある方はRINGの会オープンセミナーにご来場いただき、ぜひ展示ブースにお立ち寄りください。セッションの合間の時間帯は私も展示ブースでご説明にあたります。 (GuardTech検討コミュニティ代表)https://note.com/guardtech2024 |
