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編集後記
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2025年05月27日
【編集後記】
過日、広島からの友人が上京され、久しぶりの誘いがあり、美味しい鮨屋が銀座8丁目にあると知人から紹介され予約しておいたというので連れて行ってもらった。鮨屋こばやしという、カウンター6席のみのこじんまりした、職人さん一人で切り盛りする、いわゆるワンオペのお店だった。口数が少ない、内装も簡潔で清潔、必要最小限の道具のみ、丁寧かつテキパキとした所作、こだわりの江戸前鮨の店だった。まずは、日本酒の辛口を求めると福井の常山が徳利で出てきたので、ぐい飲みでいただく、鮨に合いそうな切れのある旨い酒だ。お通しはしらすとおろし。つまみから始まり、それも一品ずつタイミングを見計らって出してくれ、それぞれ味わい深い。ヒラメ、トリガイとアオヤギ、カツオ、アワビと肝、シャコ、タイラガイ、そして甘エビの酒盗添えとくれば酒はおのずと進む。ネタの産地や魚貝の種類を問えば都度的確に答えてくれる。 いよいよ握りとなる、こちらも一貫ずつ、間合いを測り出してくれる。最初にヒラメの昆布締め、鮨のシャリは大粒でやや硬めに炊き上げ、赤酢を利かせ少量で口に含むとほろり崩れネタを引き立てる、アオリイカ、マグロの赤身、中トロ、コハダ、アカガイ、アジ、煮ハマグリ、クルマエビ、生ウニ、アナゴそして最後は玉子焼き(シャリなし)、ネタは鮮度より、時間をかけじっくり仕込んで熟成させうまみを出すことを基本に、酢〆もしっかり施されている。好物のコハダは強く酢で〆て出され、真に味わい深く一貫したこだわりが見て取れた。カウンターで鮨を食べる機会はそうそうないが、一貫一貫に手つきをしない、真剣勝負の、芯のある硬派の鮨職人の真骨頂を垣間みた思いがした。(中、体重87.0、体脂肪率29.4、内臓脂肪レベル11 InBody家庭) |
