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深読み・生保商品考察(76)~医療保険の動向(2)新たな特徴を持つ医療保険商品
2025年06月03日
【商品分析】
前回に引き続き、医療保険の動向について検証する。 医療保険は現在、各社が独自性を追求するあまり、細かい違いが数多く発生しており、顧客のみならず募集人の皆さんにとっても混乱を招く結果になっていることを、前回も紹介した。 また前回のおさらいとして、5年前は、商品の違いとして以下の点が注目されていた。 ・三大疾病一時金特約の給付範囲の違い。 ・P免(保険料払込免除)の範囲の違い。 ・短期入院保障の違い(入院一時金など)。 そして現在は、以下のような点が注目され商品の評価対象となっている。 ・インターバル(1入院とみなされる再入院までの日数)の短縮:以前は多くの商品で180日だったが、現在は90日、60日、30日と短縮されている。 ・終身死亡保障特約:医療保険に付帯することで掛け捨てながら一生涯の保障を確保。 ・在宅医療など、治療そのものを保障する特約。 ・ストレス疾患入院の限度日数延長。 ・女性医療、三大疾病、がん治療などのさらなる保障拡大。 とくに入院期間の短期化により、再入院リスクが高まる傾向があり、無理に早期退院をすることで起こるリスク(感染症など)と、インターバルの短期化の重要性なども紹介している。 今回は、これらを踏まえて、人気があるとされている6社の医療保険商品をピックアップして、その違いを一覧表にて紹介する。 こちらの記事は有料会員限定です。閲覧には、ログインが必要です。 |