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編集後記
2025年02月11日
【編集後記】
ステーキと言えば、イタリア・フィレンツェのキアニーナ牛のTボーンステーキ「ビステッカ アッラ フィオレンティーナ」、ボリューム満点の骨付き特大ステーキで仔牛の肩ロースを使用したもので、あこがれに近い思いがあるが、イタリア・フィレンツェは遠い。ならば、日本で旨いTボーンステーキが食べられる店はないかといろいろ調べ、長男にも話したら、探してくれたのがニューヨークの有名なビストロ風ステーキレストランBLTステーキ銀座店だった。平日だったが、かみさんとたまたま仕事休みだった長男を誘って昼に予約して出かけた。この店のBLTは、ビストロ(B)、国際的に有名なフランス人トップシェフのローラン・トゥーロンドル(LT)氏の名前に由来し、ニューヨークに本店があり、日本でも、銀座のほか六本木、大阪に出店している。最初に乾杯用のスパークリングワインとBLT名物「ポップオーバー」<アメリカ発祥のパンの一種で、生地が膨らんで飛び出し(ポップ)容器を覆う(オーバー)ことが名前の由来>という。小麦粉・卵・牛乳・塩を混ぜて焼いたマフィンのようなパン。中は空洞シュークリームの皮のような大きな、焼き立ての自家製パンが出て来る。外はこんがり、中はふわふわ、グリュイエールチーズをかけて焼きあげたもので、岩塩とホイップバターで味わう。 ランチタイムはハンバーガーやランチ用の軽めのステーキコースもあるが、やはり、メインのステーキは店一押しのUSDA(アメリカ農務省のオーガニック認証制度)の最高位のプライムグレードの牛肉を使用したプライムドライエイジングTボーンステーキ1キロを3人でシェアして食べるコースをとる。かみさんは肉は苦手なため、アラカルトのマグロのタルタルも追加、実際に運ばれてきた豪快なTボーンステーキは、食べやすいように骨から外され切り分けられ、ヒレとサーロインの両方が味わえる最良の部位だ。高温で焼き上げられハーブバターで仕上げられ、ニンニクのステーキも添えられている。マッシュポテト、クリームドスピナッチ、フレンチフライ添え。脂のないヒレを食べたかみさんがこれはおいしいと2切れも食べた。私は、約500グラムを食べたが、和牛のような霜降りではなく、赤身中心の熟成肉でジューシーで柔らかく味わい深く、本当にうまい。ワサビ、熟成醤油とともにとったアルゼンチンの魔法の緑のソース「チミチュリ」(オリーブオイルにホワイトビネガー、ニンニク、パセリ、パプリカ、チリペッパー、マテ茶、塩等)をかけて食べると赤身肉にジャストフィットしますますうまみが増す。たまにはプチ贅沢もいいものだ。(中、体重84.1、体脂肪率26.2、内臓脂肪レベル10 InBody家庭) |