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【め・て・みみ】こくみん共済がCX向上へ
2025年03月25日
【ニュース】
こくみん共済(全労災)では、3月18日に商品説明会を開催し、組合員・生活者向け体験価値(CX)向上に向け、CXチャレンジとして、日常から加入・更新・変更・共済金請求などのあらゆる組合員との接点において「漏れなく齟齬なく丁寧に、心を込めて共済金をお届けしたいとの思い」を実感してもらえる体験への変革と創造、挑戦を打ち出した。 こくみん共済のCXチャレンジは(1)プロダクト(商品)、(2)サービス、(3)コミュニケ―ションからなる。 (1)商品面では、2025年4月から補償内容、事故対応サービスをリニューアルとして、マイカー共済の補償内容改訂では、車両損害補償の改善(エコノミーワイド、エコノミー)当て逃げ、人・動物・自転車などとの衝突も補償、新車割引の適用期間を拡充(最長3年から5年へ)、最高等級(22等級)の割引率を65%(現行64%)に拡大、心神喪失等事故被害者救済補償特約を新設(すべての契約に自動付帯)。また共済掛金改定では制度の見直しが2年前を基準として決定したため、その時点での共済金の支払い状況で見直し、掛け金はほぼ横ばいの全体で0.1%のマイナスとなっている。 また資産運用環境(金利)の改善傾向を踏まえ個人長期生命共済と終身生命共済の予定利率を引き上げる。 (2)サービス面では、2024年4月に自動車損害調査業務を抜本改革し、デジタルテクノロジーを積極的に活用し業務プロセスを改革し事故後のストレス軽減・寄り添い・スピードを大幅にグレードアップする。 このため、損害補償分野の損害調査や共済金のお届けに関する業務領域で、自動車損害調査業務のシステム面で最先端のテクノロジーを有する東京海上日動火災と事業連携し、組合員・顧客により高品質なサービスを永続的・安定的に提供する。 (3)コミュニケーション面では、こくみん共済のコミュニケーションの基盤として、カスタマーセンター(コールセンター)、共済ショップ(全国118店舗)、指定整備工場(1,131工場)生協(共創パートナー団体、全国129生協)、労働金庫(共創パートナー団体)、協力団体(労組など29,462団体)、広告宣伝、コンビニ・スーパー、Webを活用したHP・アプリ、オンライン相談などを総合的に展開していく。 なかでも、どんな時でもつながる安心で暮らしを支えるとの観点から、組合員・生活者向けにWebでの様々なコミュニケーション手段を用意。ホームページでの対応のほか、公式LINEアカウントでのお役立ち情報の提供など(約225万人)、マイページでの加入手続き、共済金請求、その他機能提供(利用登録件数約100万件)、スマホでの公式アプリ(約70万件)など、デジタルを活用した各種サービスを提供することで顧客体験価値(CX)の向上に取り組んでいく、としている。 (中) |