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深読み・生保商品考察(82)少額短期保険の世界(1)大手生保損保会社の少短戦略
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2026年03月10日
【商品分析】
少額短期保険の近年の動向や沿革を2回に分けて紹介する。 一般社団法人少額短期保険協会のHPによると、協会に参加する少額短期事業者は、2026年2月現在で正会員123事業者となっている。 少短で取り扱う商品の中で一番多いのは「家財保険」である。その他、ペット保険、医療保険、葬儀費用、高齢者向け商品など多種多様な商品があり、生損両方を取り扱うところもあるのが特徴である。 また近年の傾向として、大手生保損保会社による少額短期保険会社の設立や買収が加速している。大手保険会社が自社ブランドとは別に、あえて「少額短期保険」を活用する背景には、主に次の3つの戦略的意図がある。 1)スピード感のある商品開発(DX戦略) 認可制の保険会社に比べ、届出制の少短はマーケットのニーズを素早く形にできる。「ニッチなニーズ」や「最新のデジタル技術」を掛け合わせた実験的な商品を先行投入しやすい。 2)若年層・未加入層へのアプローチ 「スマホ完結」「安価な保険料」を武器に、対面営業ではリーチしにくかった層との接点を作る。 3)引受範囲の拡大 持病がある方や、特定の趣味・リスクに特化した、既存商品ではカバーしきれない領域を補完。 続いて、大手傘下の少額短期保険会社について、一覧で紹介するので参考にしてほしい。 https://www.inswatch.co.jp/backnumber/contents/2026img/20260309morita.pdf 次回は、人気商品や個性派商品、スタートアップの参入などについて紹介する。 (inswatch 発行人) |
